【薬剤師が解説】ファロムの効果・飲み方・副作用【ニキビの薬】

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誰もが一度は経験したことがあるニキビ。外見上の問題は年齢に関係無く、とても気になってしまいます。

一刻も早く治したい!」と思いますよね。しかし、ニキビはなかなか治ってくれません。

そこで、皮膚科に特化した薬剤師のせいまるがニキビの薬の正しい使い方やスキンケア方法を解説します。

いろんな方法やお薬を調べて試してみたけどなかなか治らない…そんな悩みを解決していきます。

せいまる

ニキビの治療は、お薬の正しい使い方を理解することが一番の近道です。一緒にニキビを撲滅しましょう!

赤ニキビに効果的な飲み薬に「ファロム」があります。

ファロムは抗生物質のタイプの飲み薬であり、ニキビの原因菌であるアクネ菌に対する抗菌作用を持ちます。

飲み薬のお薬であるため、塗り薬の浸透しにくい皮膚の深層から効果的に抗菌作用を発揮できます。

炎症を起こした赤ニキビに対して効果的である半面、耐性菌や副作用などの注意点があります。

この記事ではニキビ治療の飲み薬である「ファロム」についてわかりやすく解説します。

また、抗生物質の飲み薬はニキビの塗り薬とのセットで使用されるのが一般的です。

ニキビ治療に使用されるお薬の塗り薬の使い方・塗る順序について詳細にまとめています。実際にお薬を使う前にぜひ確認してください。

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ファロムとは

ファロムは錠剤タイプのお薬です。(1錠150mg〜200mgの規格があります)

有効成分は「ファロペネム」という抗生物質の成分です。

ファロペネムはカルバペネム系というカテゴリーの抗生物質であり、細菌の周りを守っている細胞壁の合成を止めることで細菌を破壊します。

この抗菌作用により、ニキビの原因菌のアクネ菌を減少させてニキビの炎症を抑えます。

 一方で、炎症を起こしていない白ニキビはアクネ菌が増えているわけではないため、効果が期待できません。

ファロムの飲み方

用法用量

ファロムは通常1回150mg~200mgを1日3回(朝昼夕食後)服用します。

ファロムは作用の特性上1日3回に分けて服用することが重要です。

ニキビの状態や年齢などによって用法用量は変わる場合があります。

必ず医師や薬剤師の指示に従って服用してください

飲み忘れとときは

飲み忘れに気がついて場合、かがついた時点で1回分を服用してください。

次の服用時間までの間隔が短い場合は服用せずに1回分をスキップします。

飲むタイミングに迷った時はかかりつけの医師や薬剤師に相談してください。

飲み合わせ

ファロムには飲み合わせに注意する必要のあるお薬があります。

  • 「バルプロ酸」てんかんのお薬

理由はわかっていませんがバルプロ酸の濃度が下がることで、てんかんの発作を再発させる可能性があります。

お薬を処方&調剤してもらう時には、必ず薬剤師または医師にお薬手帳を提示しましょう。

飲み合わせを確認してもらうことができます。

お薬手帳のお得な活用法やメリットについて解説しています。合わせてご覧ください。

お薬手帳があればお薬代金がお得に?メリットを解説!のアイキャッチ画像 【薬剤師が解説】お薬手帳があればお薬代金がお得に?メリットを解説!

ファロムの注意点

耐性菌

抗生物質は細菌に対しては高い効果がある反面、常に耐性菌を作るリスクがあります。

耐性菌とは、特定の抗生剤に耐性を持ち、薬が効かなくなってしまった細菌のことを言います。

抗生剤のお薬を途中で飲むのを忘れたり、勝手にやめてしまうことによって耐性菌を作ってしまうことがあります。

また、同じ抗生剤のお薬を長期間に渡って飲み続けることも耐性菌を作るリスクです。

ファロムに対して耐性菌ができてしまうと、ファロムがアクネ菌に効かなくなってしまいます。

そのため、お薬の変更が必要になったり、ニキビの治療期間が長引いてしまうことがあります。

ファロムの服用を自己判断でやめてしまったり決められた量以上にまとめて服用することはやめましょう。

 

必ず医師や薬剤師の指示に従って服用するようにしてください。

ファロムの副作用

代表的な副作用には以下のものがあります。

  • 腹痛
  • 下痢
  • 胃腸症状
  • 発疹など

ファロムは抗生物質であるため、腸内細菌の善玉菌(腸にとって良い作用を持つ菌)にも影響を与えます。

そのため、腸内の細菌のバランスが崩れて下痢や腹痛が起こることがあります。

また、全身に発疹などの症状が出ると過敏症(薬に対してアレルギーが起きている)の可能性があります。その場合はすぐに病院を受診してください。

ファロムを服用して、もし気になる症状がありましたら、かかりつけの医師や薬剤師に相談してください。

まとめ

  • ファロムは炎症性の赤ニキビに高い効果を持つ抗生物質のお薬です
  • 白ニキビはアクネ菌が増殖する前の段階であるため効果が期待できません
  • 抗生剤であるため、耐性菌が発生するリスクがあります
  • 必ず指示された用法用量を守って服用してください
  • 気になることがあれば医師や薬剤師に相談しましょう

ニキビ治療ではお薬の治療だけではなく生活習慣の改善やメンタル面でのケアも大切です。

 

とくにストレスは皮脂の分泌を高めるため、ニキビの悪化の原因になります。

 

日常のスキンケアに加えて、ストレスを溜めないようにすることが大切です。

ニキビの原因についてはこちらの記事でまとめています。合わせてご覧ください。

ニキビの原因はコレ!原因別対策まとめのアイキャッチ画像 【薬剤師が解説】ニキビの原因はコレ!原因別の対策を総まとめ!

ニキビ治療に使用されるお薬の塗り薬の使い方・塗る順序について詳細にまとめています。実際にお薬を使う前にぜひ確認してください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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