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【薬剤師が解説】アクアチムクリームの効果や正しい使い方【ニキビ塗り薬】

アクアチムクリームの効果や正しい使い方アイキャッチ画像

ニキビができてしまうと「一刻も早く治したい!」と思いますよね。

しかし、ニキビはなかなか自然には治ってくれません。

特に外見上の問題は年齢に関係無く、とても気になってしまいます。

そこで、皮膚科に特化した薬剤師のせいまるが、ニキビの薬の正しい使い方やスキンケア方法を解説します。

いろんな方法やお薬を調べて試してみたけどなかなか治らない…そんな悩みを解決していきます。

せいまる

ニキビの治療は正しいお薬の使い方を知り、実際に上手に使うのが1番の近道です。

一緒にニキビを撲滅しましょう!

ニキビ治療で皮膚科を受診すると処方されるお薬にアクアチム(クリーム、ローション)があります。(※軟膏もありますがニキビには使いません)

アクアチムは抗生物質の成分を含むタイプの塗り薬です。

この記事ではアクアチムの正しい使い方や治療で気をつけるポイントを解説します。

ニキビ治療に使用されるお薬の塗り薬の使い方・塗る順序について詳細にまとめています。実際にお薬を使う前にぜひ確認してください。

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アクアチムクリームとは

アクアチムにはクリーム状の「アクアチムクリーム」と化粧水タイプの「アクアチムローション」と軟膏タイプの「アクアチム軟膏」の3種類があります。どれも効果は同じです。

ニキビ治療にはクリームタイプがよく使用されます。アクアチムの有効成分は「ナジフロキサシン」という抗生物質の成分です。

ニキビの原因となるアクネ菌に対する抗菌効果をもちますので、炎症を起こしている赤ニキビへの治療効果が期待できるお薬です。

アクアチムクリームの効果

有効成分であるナジフロキサシンは抗生剤です。

ナジフロキサシンはニューキノロン系というカテゴリーに分類される成分です。

作用機序としては、細菌のDNAの合成を阻害することで抗菌効果を発揮します。

ニキビの原因菌であるアクネ菌に対して抗菌効果を示すことにより、ニキビの炎症を抑える効果が期待できます。

アクアチムクリームの使い方

1日2回洗顔後にニキビの上に塗ります。

他のお薬と併用する場合は医師の指示が出ていると思われますので、指示の通りに使用してください。

アクアチムクリームは殺菌タイプのお薬であるため、ニキビの上にピンポイントで塗るようにします。

顔全体に塗るお薬ではありません。

洗顔でお肌の汚れを優しく落とし、保湿します。

ニキビの治療では保湿のケアがとても重要です。

保湿の効果的な方法についてはこちらの記事で解説しています。合わせてご覧ください。

ヒルドイドの効果と正しい使い方のアイキャッチ画像 【薬剤師が解説】ヒルドイドの効果と正しい使い方【保湿剤】

保湿剤は処方された保湿剤でも、市販の基礎化粧品や保湿剤で大丈夫です。

保湿により薬効成分がお肌に浸透しやすくなります。

処方される保湿剤にはヒルドイド(ヘパリン類似物質)やプロペト(ワセリン)などがあります。

 

市販の保湿剤を選ぶときはノンコメドジェニック(ニキビができにくい)保湿剤を選ぶようにします。

アクアチムクリームと保湿剤のみの場合

  • STEP.1
    洗顔
    しっかり汚れを落とします。

    ただし、肌を直接ゴシゴシこするのではなく泡で優しく洗顔をします。

    洗顔後は柔らかいタオルでこすらずに軽く抑えるように水滴を拭き取ります。

  • STEP.2
    保湿
    洗顔または入浴後すぐに保湿を行います。

    入浴後5分以内の保湿がとくに理想的です。

  • STEP.3
    塗り
    アクアチムクリームを塗ります。

    赤ニキビの上にのせるように塗ります。

  • STEP.4
    手洗い
    塗った後は手を洗います。

ピーリング系のお薬と同時に使用する場合

  • STEP.1
    洗顔
    しっかり汚れを落とします。

    ただし、肌を直接ゴシゴシこするのではなく泡で優しく洗顔をします。

    洗顔後は柔らかいタオルでこすらずに軽く抑えるように水滴を拭き取ります。

  • STEP.2
    保湿
    洗顔または入浴後すぐに保湿を行います。

    入浴後5分以内が理想的です。

    顔全体に塗る場合の目安は人差し指の先端から第一関節までの長さです。(この量を1FTUといいます)

  • STEP.3
    ピーリング系の薬を塗る
    ベピオゲルやディフェリンゲルを塗ります。

    ニキビの上にのせ、こすらずに薄く塗り広げます。

  • STEP.4
    抗菌タイプの薬を塗る
    殺菌タイプのお薬を塗ります。

    ニキビの上にピンポイントでのせるように塗ります。

  • STEP.5
    手洗い
    塗った後は手を洗います。

アクアチムクリームで注意するところ

アクアチムクリームの有効成分であるナジフロキサシンは抗生物質であるため、耐性菌(ナジフロキサシンが効かない菌)ができる可能性があります。

耐性菌が出来てしまうと、薬の変更が必要になったり治療が長引く可能性があります。

そのため、赤ニキビの部分以外には塗らないようにします。

また、効果が発揮されるまで時間がかかりますので、医師の指示通りに継続して塗るようにしましょう。

お薬を塗るのを途中でやめてしまうことも耐性菌を作ってしまうリスクを上げてしまいます。

1ヶ月程度使っても効果が見られない場合は耐性菌がてきている可能性も考えられます。

かかりつけの医師・薬剤師に相談してください。

アクアチムクリームの副作用

  • 刺激感
  • かゆみ
  • 皮膚の赤み

このような副作用が稀に報告されています。

副作用により、お薬が使用しにくい場合はかかりつけの医師・薬剤師に相談しましょう。

副作用を減らすポイント

副作用の多くは保湿のスキンケアによって減らすことができます。

皮膚科の治療では保湿が重要です。

せいまる

保湿をすることで、皮膚のバリア能力や治癒力が高まります。

そのためアクアチムクリームの副作用を軽減できるだけではなく細菌の感染を防いだり、炎症を抑えることもできます。

保湿効果は洗顔後や入浴後が一番効果的です。特に入浴後5分以内が一番効果的であると言われています。

そのため保湿を最優先で行います。

健康な皮膚には保湿が必要不可欠といっても過言ではないでしょう。

保湿剤は薬局やドラッグストアでも購入できます

薬局などで買える保湿剤にHPクリームなどがあります。

HPクリームは有効成分としてヘパリン類似物質を含みます。

ヘパリン類似物質を0.3%含むため、有効成分の濃度はヒルドイドと同じ量含まれています。

よって、HPクリームはヒルドイドやビーソフテンとして知られている医療用の保湿剤の一般用医薬品版という位置付けと言えます。

一般用医薬品は医師の処方箋が必要なく、保険も使用しないので、薬局やドラッグストアで必要な時に、必要な分だけ、自由な量を購入することができるのが特徴です。

特に病院から大量の保湿剤が処方されていることは近年問題視されており、今後処方が制限されたりする可能性も考えられます。

せいまる

保湿剤がたくさん欲しい際は薬局やドラッグストアなどで購入されることをお勧めします。

ネット購入も可能

一般用医薬品であるため、楽天などのネット通販でも購入が可能であり、通常のドラッグストアで購入するよりもお得に購入できる場合があります。

保湿剤の処方のためにクリニックや薬局で長時間待つのは退屈だと思います。

せいまる

何よりもクリニックの受診料や薬局の調剤料が勿体無いですよね…

ネット通販などを活用してサッとお得に手に入れてしまうことをオススメします

HPクリームはヒルドイドの保湿有効成分であるヘパリン類似物質を含みますので、ヒルドイドと同様の保湿力が期待できます。

保湿剤の使い方の解説はこちらで解説しています。合わせてご覧ください。

ヒルドイドの効果と正しい使い方のアイキャッチ画像 【薬剤師が解説】ヒルドイドの効果と正しい使い方【保湿剤】

保湿剤は処方された保湿剤でも、市販の化粧水や乳液でもどちらでも大丈夫です。

洗顔後にしっかりと保湿を行い、その後にアクアチムクリームを塗るようにします

また、お肌に負担をかけないために優しく洗顔するようにしましょう。

よくある質問

よくある質問にQ&A形式で解説します。

ずっと使い続けても大丈夫ですか?

抗生物質の薬であるため、長く使い続けることで薬が効かない耐性菌をつくってしまう可能性があります。そのため、ニキビの症状が治ったらアクアチムクリームの使用もやめるようにします。また、1ヶ月程度使用して効果が実感できない場合も耐性菌ができてしまう可能性もあります。そのまま使い続けることは控え、かかりつけの医師・薬剤師に相談しましょう。


傷口やニキビ以外の炎症の部分に塗ってもいいですか?

自己判断で傷口や炎症の部分などにアクアチムクリームを塗ると症状を悪化させる原因となる可能性となります。ニキビの治療のために処方された場合はニキビ以外の場所には塗らないようにしましょう。

まとめ

  • アクアチムにはクリーム、軟膏、ローションの3タイプがあります。ニキビにはクリームタイプが使用されることが多いです。
  • アクネ菌に対する抗菌作用によりニキビの症状を改善します。
  • 1日2回洗顔後や入浴後に使用します。
  • 効果が実感できない場合は相談を。

ニキビの治療はお薬を正しく使用することが重要になります。

必ず主治医・薬剤師の指示通りに使用してください。

少しでも気にになることがあれば、かかりつけの医師や薬剤師に相談してください。

また、ニキビ治療ではお薬の治療だけではなく生活習慣の改善やメンタル面でのケアも大切です。

 

とくにストレスは皮脂の分泌を高めるため、ニキビの悪化の原因になります。

 

日常のスキンケアに加えて、ストレスを溜めないようにすることが大切です。

ニキビ治療に使用されるお薬の塗り薬の使い方・塗る順序について詳細にまとめています。実際にお薬を使う前にぜひ確認してください。

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ニキビの原因についてはこちらの記事でまとめています。合わせてご覧ください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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せいまる

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